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会社が早期退職を募集 そのときあなたは…|製薬業界 転職市場トレンド(2018年10月)

製薬業界の転職市場のトレンドを、業界専門の転職支援サービス「Answers」「MRBiZ」(運営元:株式会社クイック)の専任コンサルタントが毎月レポートします。

 

求人件数は全体的に増加、2019年入社に向けた募集が本格化か

2018年10月の製薬業界の求人件数は、全体として前月より増加しました。

 

職種別に見てみると、「マーケティング」(22%増)や「製造技術」(10%増)、「基礎研究」(9%増)が増加。一方で、「プロセス研究」「MW(メディカルライティング)」(10%減)や「前臨床研究」(9%減)が減少しました。

 2018年10月 職種別求人件数の前月比増減

今月、新規求人の数が多かった職種はマーケティング。外資系企業を中心に、ブランドマーケティングやプロダクトマーケティングの募集が増えました。多くの求人で疾患領域経験がポイントになるほか、新薬上市の経験があれば選考で有利になります。

 

薬事でも新規の求人がいくつか出ました。いずれも組織強化を目的とした募集で、開発薬事・薬制薬事・CMC薬事それぞれでニーズが発生しています。

 

早期退職への応募を考える上で気をつけたい3つのこと

ここ数年、製薬業界でトレンドとなっている早期退職。「明日は我が身か…」と思っている人も多いのではないでしょうか。今回は、勤務先の会社で早期退職が行われた場合、どういった点に注意して「応募する」「しない」を決断したらいいのか、お話ししたいと思います。

 

割り増し退職金に飛びつくのはNG

早期退職とは、会社が従業員に対して自発的な退職を募る仕組みのことで、多くの場合、割り増し退職金が支給され、普通に退職するのに比べて多くの退職金を手にすることができます。

 

「退職金がこれだけ増額されるなら…」と手を挙げてしまう人もいるようですが、これは絶対にNG。「次の就職先も何とかなるだろう」と考えて早期退職に応募しても、実際のところは「何とかならない」ケースが少なくありません。

 

早期退職の実施が公表後されると、同じようなタイミングで何十人、何百人という人が一斉に転職活動を始めます。当然、採用の倍率は高くなり、内定獲得に苦戦する人も多く、中には次の会社が決まらないまま退職日を迎える人もいます。

 

早期退職に応募する人の中には「これまで転職など考えたこともなかった」という人も少なくありません。応募するなら、「自分の経験で応募できる求人はどれくらいあるか」「その中に自分の希望を満たす求人はあるか」といったことをきちんと把握し、ある程度転職活動の見通しを立ててから手を挙げるのが安心です。

 

希望通りの転職ができるとは限らない

これは早期退職に限ったことではありませんが、転職の際は年収や入社日などの希望が必ずしも叶うわけではないということは念頭に置いておく必要があります。

 

年収ダウンを受け入れなければ転職先が見つからない可能性もありますし、早期退職で定められた退職日よりも早く次の会社に入社を求められ、退職金が減額されてしまうケースもあります。

 

希望通りに転職活動が進まない可能性もあるということを理解し、家族ともよく相談した上で、早期退職に応募するかどうか決めましょう。

 

再就職支援を待っていては遅い

早期退職とセットで、会社から再就職支援サービスが提供されることがありますが、それを待って転職活動を始めているようでは遅いと言わざるを得ません。

 

最近では、早期退職への応募を締め切ってから実際に退職するまでの期間が短いケースも見られます。また、先ほどもお話ししたように、早期退職が行われると多くの人が一斉に転職活動を始めるので、採用の倍率も上がります。

 

早期退職に応募したこと自体が転職活動でネガティブに評価されることはありません。しかし、退職間際になっても転職先が決まっていない、あるいは再就職先が決まらないまま退職してしまった場合、「転職活動したのに再就職先が決まらなかった人」という印象を持たれ、その後の転職活動がさらに難航するという悪循環に陥ってしまう可能性もあります。

 

選考を有利に進めるためには、ライバルよりも少しでも早く転職活動を始めるのが重要。早期退職に応募する前から人材紹介会社に登録して情報収集するのがオススメです。

 

Answers転職サポートでは、求人情報はもちろん、過去に早期退職に応募した人がどのような転職活動を行っていたかといった情報提供も行っています。何から始めたらいいのかわからないという方もお気軽にご相談ください。問い合わせはこちら

 

(コンサルタント 香本牧子)

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