合剤(配合剤)
合剤とは、複数の薬効成分を一つの薬の中に配合した医薬品のことである。配合剤ともいわれる。
組み合わされる複数の成分は、効果が似ている場合もあれば異なる場合もある。
複数の成分を組み合わせることにより、一つの成分によってできた薬(単剤といわれる)よりも、高い効果が期待できたり、安全性を高めたりすることができる。合剤の剤形には飲み薬や吸入剤、点眼剤などがある。
■合剤のメリット
・服用する薬の数を減らすことができる
・薬の数が少なくなることで服用し忘れるというケースが減る
・単剤よりも高い効果の薬を作ることが可能である
・薬剤の値段を抑えることができる
■合剤のデメリット
・副作用が発生した際、原因を突き止めづらい
・患者に薬を提供する際の調節が難しい
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