反跳現象
反跳現象(はんちょうげんしょう)とは、薬を断薬・減薬した際に出る、患者にとって不快な症状の一種で、薬を投与する前にあったもともとの症状が、薬を減量・中止することによって、投与前よりも強く現れてしまうことを指す。
服薬中や服薬以前と異なる症状が出てくる場合は、離脱症状と呼ぶ。
■症状
反跳現象と呼ばれる症状は、消化器症状や身体症状、精神症状までさまざまである。
・具体例
吐き気、嘔吐、下痢、不眠、頭痛、不安、焦燥感、いらいらなど
■反跳現象が出やすい薬
向精神薬、抗パーキンソン病薬など
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