徐法性製剤
徐放性製剤とは、薬の成分が少しずつ長時間放出され続けるように加工された製剤。放出制御製剤(コントロールドリリース製剤)の一種である。
徐放性製剤として挙げられる薬は、経口投与型がほとんどである。
投与後に剤形が崩れた後、個々の顆粒が徐放性を持つ「マルチプルユニットタイプ」と、経口投与後も剤形が崩壊せずに、製剤全体が徐放性を持ち続ける「シングルユニットタイプ」に大別される。
■徐放性製剤のメリット
成分を少しずつ放出し続けることで、血中の有効成分濃度の急激な上昇を避け、副作用の発生頻度を下げることができる。また、薬の効果が持続する時間を延ばすことにより、薬の服用回数を減らすことができる。
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