対照薬
対照薬とは、新薬(被験薬)の有効性・安全性を確かめる比較試験の際に被験薬の比較対照として用いられる薬。見た目や味覚など、外見上の特徴が被験薬と同一になるように製剤される。
■対照薬の種類
対照薬として選択される薬には以下の2種類があり、どの薬を対照薬に選ぶかによって比較試験の具体的な名称が変化する。
・実薬
既に販売承認許可が下りている薬。市販薬。
実薬を対照薬に定めた比較試験は、「実薬対照試験」といわれる。
・偽薬(プラセボ)
生理食塩水や乳糖を原料として作られた、薬効成分を一切含んでいない薬。
偽薬を対照薬に定めた比較試験は、「プラセボ対照試験」といわれる。
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