阻害物質
阻害物質とは、汚水を生物学的に処理する際(例:活性汚泥法)に微生物の働きを鈍化させる物質である。
阻害物質には酸やアルカリ(微生物の増殖を妨げる)・重金属や殺菌剤(毒性がある)などが挙げられる。
活性汚泥法などで活躍する微生物はこのような阻害物質が含まれている場合、正常な働きができない。活性汚泥法で正しく汚濁物質を分解・除去するためにも、汚水が活性汚泥法の過程に到達する前に、あらかじめ阻害物質を除去する前処理が必要である。また、阻害物質に耐性のある微生物の馴養(じゅんよう)も必要になる。
※馴養…阻害物質に耐性を持つ微生物を育てること。
- カテゴリ:
- 業界用語・専門用語
お知らせ
年末年始休業中のお問い合わせについて
Answersとは
Answersは製薬業界専門の転職サイト。長年の実績と製薬企業各社との太いパイプを活かし、製薬業界の求人を豊富に取りそろえています。
Answersは東証プライム市場上場の(株)クイックが厚労省の許可を受けて運営しています。