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用法・用量

用法・用量とは添付文書や処方箋に記載されている、医薬品使用時の使用方法・使用量。患者の年齢、体重、病態、併用薬などを考慮したうえで決められる。

■用法
患者に薬の適正使用を促すための、注意事項を示したもの。主に下記の4項目が記載される。

・服薬日数、回数
何日分、何回分の薬が処方されているかを示す。

・服薬時点
医薬品を使用するタイミングを示したもの。主に「食前」「食後」「食間」に分類されるが、頓服薬など、投与のタイミングが患者の状態によって変化するものに関しては「痛むとき」「眠れないとき」など表記される。

・投与経路、部位
医薬品を、どうやって投与するのか示したもの。たとえば点眼剤であれば「右眼(左眼)に点眼」、軟膏剤は「患部に塗布」など記載されている。

・投与量
患者への、投与量の細かい指示が必要な場合のみ記載される。たとえば副腎皮質ステロイド薬や、注射薬など。

■用量
1日分、1回分、もしくは1日分の投与量と、1日の投与回数を示したもの。

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