対症療法(姑息療法)
対症療法とは、表面化している症状を緩和させ、苦痛を和らげるための治療法である。姑息療法ともいう。
例えば、風邪薬の服用は、のどの痛みや発熱などの症状を緩和・改善させるが、風邪のウイルスを死滅させるわけではない。このように薬物・レーザーなどを用いることで神経系を抑制・遮断し、苦痛を制御することを目的とする治療である。
治療の理想は疾患の根源に働きかける「原因療法」だが、疾患の進行速度や患者の全身状態によっては原因を探るほどの多くの時間を取れない事例も多く、現状は対症療法と原因療法の組み合わせによって治療するケースがほとんどである。
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