医療用医薬品製造販売業公正取引協議会
医療用医薬品製造販売業公正取引協議会とは、接待をはじめとする、医師への不当な景品類の提供を防止するために設立された団体。医薬品の採用が、純粋なメリットの比較のもとに行われることを徹底するという目的で運営されている。
昭和59年に制定された医療用医薬品製造販売業公正競争規約に準じて業務を行っている。
協議会を構成している団体は、医療用医薬品の製造もしくは輸入販売を行っている製薬会社など全222社。
■主な業務内容
・医療用医薬品製造販売業公正競争規約の周知
・規約に関する相談や苦情の対応
・規約に違反していた事業者への措置
・関係官公庁への連絡
など。
近年の代表的な取り組みには、「接待」関連行為の禁止に対する取り組みが挙げられる。具体的には以下の制限を追加する旨の規約改正を行った。改正後の規約は、2012年4月から適用されている。
・商談時に使う飲食代の上限は1人あたり5000円とする
・2次会の禁止
・娯楽提供(ゴルフ、観劇など)の禁止
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