予防接種法
予防接種法とは、伝染の恐れがある疾病の発生・蔓延を予防するために定められた法律。予防接種の対象となる疾患や、接種の対象となる年齢、予防接種の実施法などが明記されている。1948年に制定され、その後数回にわたり改定されている。
予防接種は、全額公費負担のもと受けることができる定期接種と、接種希望者が自己負担で受けることができる任意接種の2種類に大別される。
現在の定期接種・任意接種に指定されている疾患は、それぞれ以下の通り。
■定期接種に指定されている疾患
結核、ポリオ、麻疹、風疹、DPT/DT(ジフテリア・百日せき・破傷風/ジフテリア・破傷風)、日本脳炎、インフルエンザ、重症肺炎球菌感染症、子宮頸がん
■任意接種に指定されている疾患
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、水痘、黄熱、ロタウイルス、B型肝炎、破傷風、成人用ジフテリア、A型肝炎、狂犬病、ワイル病
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