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医薬情報担当者

医薬情報担当者は、医師・薬剤師に対して医薬品の品質・効用・安全性などの情報を提供する役割を持つ。MRと呼ばれることが一般的である。かつてはプロパーとも呼ばれた。

医薬情報担当者(MR)には、製薬会社に所属するMRと製薬会社のプロジェクトごとに派遣されるCMR(コントラクトMR、派遣MRとも呼ばれる)の2種類がある。全国で6万人近く働いているMRのうち、ほとんどが製薬会社に所属するMRである。

具体的な業務内容は、医薬品の適正使用・副作用に関する情報の提供、新薬を開発した際の宣伝・広報活動など。なお、提供対象となる医薬品情報とは医療用医薬品の情報を指し、一般用医薬品・医薬部外品は対象外となっている。

医薬情報担当者(MR)となるには、原則MR認定試験に合格する必要がある(有効期間は5年間)。薬剤師資格を所持していると有利であるとの声もあるが、薬剤師の資格を持ったMRは全体の1割程度にとどまっている。

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