MR認定試験
MR認定試験とは、製薬企業やCSOで行われるMR導入教育の成果を客観的に評価するための試験で、医薬情報担当者教育センター(MR教育センター)主催の元、毎年12月に行われる。
MR認定試験に合格すると、MR認定証が発行される。MR認定証の期限は5年間のため、5年が過ぎると更新のための継続手続きが必要である。
MRの仕事にはMR認定証がなくても就くことができるが、多くの製薬企業・CSOで取得が義務付けられている。MR認定試験の合格率は非常に高く、毎年8~9割である。
MR認定試験の概要は以下の通りである。
■MR認定試験の受験資格
以下のいずれかの条件に当てはまる場合、MR認定試験を受けることができる。
・製薬企業かCSOに在籍しており、導入教育を受講した後に修了認定を受けている。
・製薬企業やCSOに在籍はしていないが、MR教育センターが認定した教育研修施設で300時間の基礎教育を受けている。
※製薬企業やCSOに在籍していない場合は、MR認定試験に合格後、150時間の実務教育受講と6ヶ月のMR実務経験を経なければMR認定証を取得できない。
■MR認定試験の試験科目
MR認定試験の科目は全6科目で、MR認定証を取得するには全ての科目に合格する必要がある。
※医師、歯科医師、薬剤師であれば、下記6科目のうち「疾病と治療」「薬理学」「薬剤学」の3科目の受験が免除される。
・疾病と治療
・薬理学
・薬剤学
・医薬概論
・PMS(市販後調査)
・添付文書
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