疑義照会
疑義照会とは、薬剤師が処方箋を元に調剤を行う際、処方箋の記載に疑問点や不明点を感じた場合に処方箋の作成者に対して内容の確認を行うこと。
処方箋監査の際に発生することが多い業務だが、調剤業務のどのフロー(調製や調剤薬鑑査、交付時や服薬指導など)においても、疑問点等が生じた場合は必ず行われる。
疑義照会を行わずに調剤を続行する事は、薬剤師法によって禁止されている。また、処方箋を作成した医師も、薬剤師から疑義照会の旨の問い合わせがあった際は必ず応じなければならない(「保険医療機関及び保険医療養担当規則」で義務付けられている)。
疑義照会は主に電話・メールによって行われ、照会内容は必ず処方箋の備考欄などに記録しておかなければいけない。記載事項は「照会日時、照会先名、照会内容・結果、担当した薬剤師名」などである。
疑義照会の結果、処方箋を修正する場合は、既に記載されている内容を二本線で消した上で医師の訂正印をもらい、正しい内容を書き加える。
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