調剤薬鑑査

調剤薬鑑査

調剤薬鑑査とは、処方箋に基づいて準備（調製）された医薬品の分量等が間違っていないか確認する、調剤業務の一つ。調製を行った薬剤師とは別の薬剤師が行う。調剤による事故や誤りを防ぐうえで大変重要な業務の一つである。近年は調製をコンピュータによって行う薬局も多いが、不具合が発生することもあるため、調剤薬鑑査は必ず行わなければならない。
調剤薬鑑査の際、確認すべき事項には以下のようなものがある。

・処方せんに記載されている内容が正しいか（処方せん監査の確認）
・医薬品を入れる袋に記載されている内容は処方せんに記載されている通りか
・医薬品の種類・数量は処方せんに記載されている通りか
・患者に手渡す際に添付する説明文書の内容は正しいか
・疑義照会が行われた場合は、その内容の確認