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塩野義、鳥居薬品へのTOB成立 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年6月19日)

更新日

AnswersNews編集部

 

塩野義、鳥居薬品へのTOB成立

塩野義製薬は6月19日、日本たばこ産業(JT)子会社の鳥居薬品に対する株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。TOB成立の下限約334万株に対して約1271万株の応募があった。この時点で塩野義の所有割合は39.04%となり、鳥居は25日付で塩野義の持分法適用会社となる。取得価格は総額約697億円。塩野義は今後、一連の手続きを経てJT以外の株主が保有する鳥居株をすべて取得し、鳥居は上場廃止となる見通し。その後、鳥居がJT保有の自社株をすべて取得し、塩野義の完全子会社となる。

 

「エパデール」ベトナムで承認

MeijiSeikaファルマは6月19日、持田製薬が日本で販売しているEPA製剤「エパデールS」(一般名・イコサペント酸エチル)について、提携先のティエンタオ・ファーマシューティカル(ベトナム)が同国で承認を取得したと発表した。Meijiは、持田からベトナムでの開発・販売権を取得しており、ティエンタオによる承認取得を推進していた。Meijiと持田はベトナムを含むASEAN地域と中国、台湾で販売提携しており、すでにタイで販売を開始している。

 

第一三共 イフィナタマブ デルクステカン、前立腺がんのP3開始

第一三共は6月19日、抗B7-H3抗体薬複合体(ADC)イフィナタマブ デルクステカンについて、転移性去勢抵抗性前立腺がんを対象としたグローバル臨床第3相(P3)試験を開始したと発表した。1つまたは2つのアンドロゲン受容体シグナル阻害薬による前治療歴があり、治療中または治療後に病勢進行した転移性去勢抵抗性前立腺がんの患者を対象に、ドセタキセルと比較して有効性と安全性を評価する。主要評価項目は全生存期間。日本を含むアジアと欧州、北米、オセアニアで約1440人の患者を登録する予定。同薬は、肺がんや食道がんですでにP3試験が行われている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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