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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2022年6月6日)

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キッセイ C5a受容体拮抗薬「タブネオス」7日に発売

キッセイ薬品工業は6月6日、選択的C5a受容体拮抗薬「タブネオスカプセル」(一般名・アバコパン)を7日に発売すると発表した。適応は「顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症」。米ケモセントリクスが創製したもので、キッセイは2017年にスイスのビフォー・フレゼニウス・メディカル・ケア・リーナル・ファーマから導入。米国や欧州でもすでに販売されている。薬価はカプセル10mg1403.90円。ピーク時に90億円の売り上げを予測する。

 

富士製薬工業「プロウペス」7月から単独で情報提供

フェリング・ファーマと富士製薬工業は6月6日、子宮頸管熟化剤「プロウペス膣用剤10mg」(ジノプロストン)に関する国内での事業提携を変更すると発表した。昨年12月からコ・プロモーションを行ってきたが、7月以降は販売、流通、情報提供活動をすべて富士製薬工業が担当する。製造販売承認は引き続きフェリングが保有する。

 

アストラゼネカ「ビレーズトリ」「ビベスピ」120吸入製剤の販売開始

アストラゼネカは6月6日、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「ビレーズトリエアロスフィア」(ブデソニド/グリコピロニウム臭化物/ホルモテロールフマル酸塩水和物)と同「ビベスピエアロスフィア」(グリコピロニウム臭化物/ホルモテロールフマル酸塩水和物)について、120吸入製剤の販売を開始したと発表した。1つの吸入器で1カ月分の投薬が可能になる。ビレーズトリは今回から新デバイスを採用しており、56吸入についても新デバイス製剤を発売した。

 

国内AG市場、30年度に2792億円…富士経済予測

富士経済は6月6日、オーソライズド・ジェネリック(AG)の国内市場が2030年度に20年度比60.8%増の2792億円に達するとの予測を発表した。先発医薬品のグループ企業で展開することが多いため、販売協力を得やすく、営業機会の増加が期待できるとしている。バイオシミラー(BS)については、製品の増加に伴って市場が拡大し、30年度に20年度比37.5%増の1242億円になると予測。AGとBSを除く後発医薬品市場は、30年度に9.3%増の1兆1092億円を見込んでいる。

 

ファンペップ、抗体誘導ペプチド「FPP003」P1/2a試験で被験者登録を完了

ファンペップは6月6日、開発中の抗体誘導ペプチド「FPP003」について、オーストラリアで実施している臨床第1/2a相(P1/2a)試験の被験者登録が完了したと発表した。試験は尋常性乾癬患者36人を対象とした用量漸増試験。安全性のほか、探索的に有効性を評価する。抗体誘導ペプチドは、患者の体内で抗体の産生を誘導するペプチド治療ワクチン。FPP003はIL-17Aを標的とする化合物で、住友ファーマとの共同研究によって創製された。乾癬性関節炎や強直性脊椎炎などでも開発を行っている。

 

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