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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年10月22日)

更新日

 

KMバイオ、新型コロナワクチンのP2/3試験開始

KMバイオロジクスは10月22日、新型コロナウイルス感染症に対する不活化ワクチン「KD-414」の国内臨床第2/3相(P2/3)試験を始めたと発表した。健康成人2000人を対象に、27日間隔で2回、筋肉内接種した場合の免疫原性と安全性を評価する。同社は2022年度中の実用化を目指している。

 

MSD「キイトルーダ」子宮頸がんへの適応拡大を申請

MSDは10月22日、免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」(一般名・ペムブロリズマブ)について、進行・再発の子宮頸がんに対する適応拡大を申請したと発表した。未治療患者を対象に行った国際P3試験では、キイトルーダと化学療法の併用群は、化学療法のみの群と比較して全生存期間と無増悪生存期間を有意に延長した。

 

中外 通期業績予想を上方修正…売上収益9700億円

中外製薬は10月22日、2021年12月期の通期業績予想を上方修正すると発表した。修正後の予想は、売上収益9700億円(従来予想比1700億円増)、コア営業利益4000億円(800億円増)。新型コロナウイルス感染症治療薬「ロナプリーブ」の政府納入に関連する売り上げを織り込んだほか、免疫チェックポイント阻害薬「テセントリク」の国内売上高や、抗IL-6受容体抗体「アクテムラ」と血友病A治療薬「ヘムライブラ」のスイス・ロシュ向けの輸出が上振れする。

 

中外 浮間事業所にバイオ原薬製造棟を建設

中外製薬は10月22日、東京都北区の浮間事業所にバイオ原薬の製造棟を建設すると発表した。新製造棟は、2000リットルのシングルユース培養槽2基を備え、初期開発用の治験薬の製造に特化。専用施設によって供給能力を拡大し、初期の臨床開発を加速する。総投資額は121億円で、2024年1月の稼働開始を予定している。

 

IDファーマ、新型コロナワクチンの治験相談開始

アイロムグループは10月22日、子会社IDファーマが開発している新型コロナウイルス向けワクチン「IRO-203」について、医薬品医療機器総合機構(PMDA)との治験相談を開始したと発表した。同ワクチンは、センダイウイルスベクターを使った経鼻接種のウイルスベクターワクチン。同社は2023年度中の承認申請を目指している。

 

ヤマト運輸、医薬品のドローン輸送で実証実験

ヤマト運輸は10月22日、岡山県和気町、徳島県那賀町と、ドローンを活用した医薬品輸送の実現可能性を検証する連携協定を結んだと発表した。和気町で今年11月下旬に、那賀町では今年度中に、実証実験を行う。実証実験では、物流拠点から病院・薬局への拠点間輸送に加え、処方薬やスペシャリティ医薬品なども視野に入れた個人宅への配送についても検証する。

 

楽天メディカル、インドのがん医療提供会社と提携

楽天メディカルは10月22日、がん医療を提供するインドのヘルスケア企業Karkinos Healthcareに出資し、戦略的パートナーシップを結んだと発表した。Karkinosはがん領域に特化したテクノロジー主導型の管理型医療基盤を提供している企業で、医療機関や専門家と連携した分散型がん診療ネットワークを持っている。両社は提携を通じて、インドで光免疫療法を展開する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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