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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年1月25日)

更新日

 

アストラゼネカ、BTK阻害薬「カルケンス」承認

アストラゼネカは1月25日、選択的BTK阻害薬「カルケンス」(一般名・アカラブルチニブ)の承認を取得したと発表した。適応は「再発または難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)」。国際臨床第3相(P3)試験では、カルケンス単剤療法は対照群と比較して病勢進行または死亡のリスクを69%減少させた。

 

「FoundationOne」ラロトレクチニブのコンパニオン診断として承認

中外製薬は1月25日、がん遺伝子パネル検査「FoundationOne CDx」について、TRK阻害薬ラロトレクチニブ硫酸塩のコンパニオン診断として承認を取得したと発表した。ラロトレクチニブは昨年5月、バイエル薬品が「NTRK融合遺伝子陽性の固形がん」の適応で申請している。

 

アステラス、焼津技術センターに抗体医薬の製造ライン新設

アステラス製薬は1月25日、生産子会社アステラス ファーマ テックの焼津技術センター(静岡県焼津市)に、無菌製剤の製造ラインを新設すると発表した。焼津技術センターは主に固形製剤の製造を行っているが、今回、抗体医薬の商用製剤と治験薬の製造ラインを整備する。総工費は約180億円を見込んでいる。

 

中外、未来創薬研究所を今年5月末に解散

中外製薬は1月25日、子会社の未来創薬研究所(神奈川県鎌倉市)を今年5月末で解散すると発表した。今年3月末までの事業期間満了に伴うもの。未来創薬研究所は、医薬品・診断薬のシーズ探索を目的に、中外と三井物産、実験動物中央研究所の共同出資で設立。2011年から中外の完全子会社として研究活動を展開してきた。同社が中外から受託した東京大大学院医学系研究科、国立がん研究センターとの協働は中外が引き継ぐ。

 

バイエル「イグザレルト」小児への適応拡大が承認

バイエル薬品は1月22日、経口抗凝固薬「イグザレルト」(リバーロキサバン)について、小児の静脈血栓塞栓症への適応拡大の承認を取得したと発表した。小児適応を持つ非ビタミンK拮抗経口抗凝固薬は初めて。新剤形となる小児用のドライシロップ製剤もあわせて承認された。

 

マルホ、健栄の「ヒルマイルド」販売差し止めの仮処分申し立て

マルホは1月22日、健栄製薬が製造販売する一般用医薬品「ヒルマイルド」の販売差し止めなどを求めて、大阪地裁に仮処分命令の申し立てを行ったと発表した。医療用医薬品「ヒルドイド」(ヘパリン類似物質)を製造販売するマルホは、ヒルマイルドがヒルドイドの商標権を侵害しているなどと主張。健栄製薬は25日、「事前に正式な手続きを経て商標登録されている。不当な仮処分申し立てに対し、法律にのっとって戦う」とのコメントを発表した。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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