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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年12月16日)

更新日

 

塩野義、新型コロナワクチンの国内P1/2試験を開始

塩野義製薬は12月16日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの国内臨床第1/2相(P1/2)試験を始めたと発表した。子会社UMNファーマの昆虫細胞を使ったタンパク発現技術を活用して開発した組換えタンパクワクチンで、試験は200人以上の成人を対象に実施。3週間間隔で2回接種し、安全性などを評価する。試験結果の速報データは来年2月末から順次取得できる見込み。

 

「アビガン」21日の薬食審部会で新型コロナ承認の可否を審議

厚生労働省は12月16日、21日に開く薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会で、抗ウイルス薬「アビガン」(一般名・ファビピラビル)の新型コロナウイルス感染症を対象とした承認の可否を審議すると発表した。富士フイルム富山化学が非重篤な肺炎を有する新型コロナ患者を対象に行った国内P3試験では、プラセボに比べて有意に早く症状を改善。この結果を受け、同社が10月に申請を行っていた。

 

アステラス、国内物流体制を強化…九州に新拠点

アステラス製薬は12月16日、来年1月に福岡県北九州市で新たな物流センターを稼働させると発表した。これにより、アステラスの国内物流拠点は▽西日本▽東日本▽北海道▽九州――の4カ所となる。安定供給体制の強化が狙い。2018年1月に稼働した北海道物流センターでは、武田薬品工業などと医薬品の共同保管・共同輸送体制を構築しており、今後はほかの3拠点でも同様の体制構築を目指す。

 

武田、好酸球性食道炎治療薬を米国で申請

武田薬品工業は12月16日、好酸球性食道炎治療薬「TAK-721」(ブデソニド経口懸濁液)を米国で申請し、FDA(食品医薬品局)に受理されたと発表した。同薬は、局所的な食道の炎症を治療するために開発された粘膜付着性の粘性製剤。承認されれば、米国初の好酸球性食道炎治療薬となる見込み。ブレークスルーセラピーの指定を受けており、優先審査にも指定された。

 

東邦HD、役員報酬を月10%減額…談合事件で

東邦ホールディングス(HD)は12月16日、地域医療機能推進機構発注の医薬品入札をめぐる談合事件を受け、今年7月から取締役の報酬を減額していることを明らかにした。月額報酬は一律10%カットし、賞与は代表取締役3人が70%減、その他の取締役が50%減。事件では、同HD傘下の東邦薬品を含む医薬品卸3社とその担当者7人が、独占禁止法違反の罪で起訴されている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
アステラス製薬
武田薬品工業
塩野義製薬

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