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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年10月26日)

更新日

 

エーザイ、認知機能テストで豪コグステートとグローバル提携

エーザイは10月26日、豪コグステートが開発した「コグステート・ブリーフ・バッテリー(CBB)」などの認知機能テストについて、医療用・非医療用を問わず全世界で開発・商業化する権利を獲得する契約を結んだと発表した。エーザイは昨年8月に日本での開発・商業化権を獲得し、非医療機器のセルフチェックツール「のうKNOW」として販売しており、今回の提携によってこれを世界に展開する方針。医療用の認知機能評価ツールとしても世界で開発を進める。

 

メディカゴ、カナダ政府とコロナワクチンの供給契約

田辺三菱製薬は10月26日、カナダ子会社・メディカゴが開発中の新型コロナウイルスワクチン「MT-2766」について、カナダに最大7600万回分のワクチンを供給する契約を同国政府と結んだと発表した。メディカゴはまた、開発に対する助成金1億7300万カナダドル(約137億円)を受け取り、ワクチンの供給体制を整える。同社の開発するワクチンは植物由来のウイルス様粒子(VLP)ワクチンで、カナダでは来月から臨床第2相(P2)試験を開始する予定。

 

参天、重症春季カタル治療薬を米国で申請

参天製薬は10月26日、4歳から18歳の重症春季カタル治療薬シクロスポリン乳化点眼液0.1%を米国で申請し、米FDA(食品医薬品局)に受理されたと発表した。審査終了目標は来年6月26日。同薬はアジア、欧州、カナダですでに販売されている。

 

JCR「グロウジェクターL」専用アプリをリリース

JCRファーマは10月23日、電動式成長ホルモン製剤注入器「グロウジェクターL」専用の服薬管理スマートフォンアプリ「めろん日記」をリリースしたと発表した。同アプリはPHCと共同開発したもので、昨年2月から実用化に向けた臨床研究を実施。アプリは投与履歴を自動で記録するほか、患者の身長・体重から成長曲線を作成できる。注射への緊張感を緩和する機能も搭載されており、服薬アドヒアランスの向上が期待される。

 

決算

JCRファーマ(2020年4~9月期、10月26日発表)

売上高109億5100万円(前年同期比2.5%減)、営業利益13億700万円(31.0%増)。主力の成長ホルモン製剤「グロウジェクト」は販売数量の増加で前年を上回ったが、再生医療等製品「テムセル」の減収や新型コロナウイルス感染症によるライセンス契約の遅れが響いて売上高は減収となった。一方、費用の減少で利益は大幅に増加。21年3月期の通期業績予想(売上高272億円、営業利益60億円)は据え置いた。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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