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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年9月28日)

更新日

 

大塚 アトピー性皮膚炎治療薬ジファミラストを申請

大塚製薬は9月28日、自社創製のPDE4阻害薬ジファミラストをアトピー性皮膚炎の適応で申請したと発表した。PDE4阻害薬は、炎症性サイトカインなど化学伝達物質の産生を抑制し、抗炎症作用を示す薬剤。成人と小児を対象に行った臨床試験では、基剤と比べてIGAスコアを有意に改善した。

 

日医工・メドピア 合弁会社設立、かかりつけクリニック支援サービスを開始

日医工とメドピアは9月28日、かかりつけクリニック支援サービス「kakari for Clinic」の提供を始めたと発表した。両社は同サービスに関する営業活動やカスタマーサポート業務などを行う合弁会社「ニチメッド」を9月10日付で設立。日医工が66%、メドピアが34%を出資した。クリニックと患者のコミュニケーションを支援する「kakari for Clinic」は、チャット機能や診療予約機能などを搭載しており、年内にはオンライン診療機能の実装を予定している。メドピアのかかりつけ薬局化支援サービス「kakari」との連携も検討する。

 

武田 ミダゾラム口腔用液「ブコラム」が承認

武田薬品工業は9月25日、てんかん重積状態の治療薬「ブコラム口腔用液」(一般名・ミダゾラム)の承認を取得したと発表した。てんかん重積状態に対しては、すでにミダゾラムの静注剤が承認されているが、ブコラムは頬粘膜投与剤のため、緊急時に家庭などでも投与できるようになる。厚生労働省「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」での協議を踏まえ、開発された。

 

アッヴィ「スキリージ」新剤形を申請

アッヴィは9月25日、乾癬治療薬の抗IL-23p19抗体「スキリージ」(リサンキズマブ)の150mg製剤(プレフィルドシリンジ、オートインジェクター)を申請したと発表した。スキリージは1回あたり150mgを投与する必要があるが、これまでは75mg製剤しかなかった。150mg製剤の追加で、注射の回数を半減できると期待される。

 

リリー「トルツ」nr-axSpAへの適応拡大が承認

日本イーライリリーは9月25日、抗IL-17A抗体「トルツ」(イキセキズマブ)について、X線基準を満たさない体軸製脊椎関節炎(nr-axSpA)への適応拡大が承認されたと発表した。同薬は2016年に乾癬治療薬として承認。昨年11月に強直性脊椎炎に適応拡大した。

 

「エビリファイ」デポ製剤、双極性障害の適応追加

大塚製薬は9月25日、抗精神病薬「エビリファイ」(アリピプラゾール)の持続性水懸筋注剤について、「双極I型障害における気分エピソードの再発・再燃抑制」の適応追加が承認されたと発表した。同剤は徐々に成分を放出する筋注デポ製剤で、長期にわたる治療が必要な双極性障害患者の負担軽減が期待される。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

大塚ホールディングス(大塚製薬/大鵬薬品工業)
武田薬品工業

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