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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年6月2日)

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エーザイ 不眠症治療薬「Dayvigo」を米国で発売

エーザイは6月2日、不眠症治療薬「Dayvigo」(一般名・レンボレキサント、日本製品名・デエビゴ)を米国で発売したと発表した。適応は「入眠困難、睡眠維持困難のいずれかまたはその両方を伴う成人の不眠症」。同薬はエーザイが創製したオレキシン受容体拮抗薬。日本でも今年4月に薬価収載されており、発売に向けて準備を進めている。

 

セルヴィエとヤクルト 抗がん剤「オニバイド」を発売

日本セルヴィエは6月1日、抗がん剤「オニバイド」(イリノテカン塩酸塩水和物)を「がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な膵がん」の適応で発売したと発表した。同薬は、イリノテカンをポリエチレングリコールで修飾したリポソームに封入した製剤。薬価は43mg10mL1瓶12万8131円で、ピーク時に47億円の売り上げを見込む。昨年10月にヤクルト本社と結んだ契約に基づき、セルヴィエが製造販売と流通を、ヤクルトがプロモーション活動を行う。

 

大日本住友 レルゴリクス配合錠、子宮筋腫の適応で米国申請

大日本住友は6月2日、英子会社マイオバントが、レルゴリクス配合剤(レルゴリクス/エストラジオール/酢酸ノルエチンドロン)を「子宮筋腫に伴う過多月経」の適応で米FDA(食品医薬品局)に申請したと発表した。レルゴリクスはGnRH受容体阻害薬で、米国では単剤を今年4月に前立腺がんの適応で申請。配合剤では、子宮内膜症を対象に臨床第3相(P3)試験が行われている。

 

塩野義のセフィデロコル、米国で院内肺炎への適応拡大申請

塩野義製薬は6月2日、抗菌薬「Fetroja」(セフィデロコル)について、米国で「18歳以上の患者における、グラム陰性菌による院内肺炎(院内細菌性肺炎/人工呼吸器関連肺炎)」への適応拡大申請を行い、米FDAから受理されたと発表した。優先審査の対象品目に指定されており、審査終了目標は今年9月27日。同薬は今年2月に米国で発売。欧州でも4月に承認された。

 

旭化成ファーマ「フリバス」が中国で承認

旭化成ファーマは6月2日、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬「フリバス」(ナフトピジル)が先月20日に中国で承認されたと発表した。同薬はα1受容体遮断薬で、日本では1999年から販売している。

 

【AnswersNews編集部が製薬企業をレポート】

エーザイ
大日本住友製薬
塩野義製薬

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