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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年4月21日)

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アステラス 英ナンナ社を買収、ミトコンドリア関連疾患の創薬加速

アステラス製薬は4月21日、英ナンナ・セラピューティクスを買収したと発表した。ナンナは、ミトコンドリア関連疾患など加齢に伴う疾患に対する創薬研究を行っているバイオベンチャー。アステラスは買収を通じて、ナンナ独自の新規DNAエンコード化合物ライブラリー技術とスクリーニングプラットフォームを獲得し、早期創薬研究を強化する。アステラスは一時金1200万ポンド(約16億円)を支払ったほか、開発の進捗に応じたマイルストンとして最大5750万ポンドをナンナの株主に支払う可能性がある。

 

大塚、高コレステロール血症治療薬ベムペド酸を米社から導入

大塚製薬は4月20日、米ベンチャーのエスペリオンが創製した高コレステロール血症治療薬ベムペド酸について、日本での独占的開発販売権を取得するライセンス契約を結んだと発表した。同薬はATPクエン酸リアーゼに作用し、コレステロールや脂肪酸の合成を阻害する薬剤。1日1回投与の非スタチン系高コレステロール血症治療薬として今年欧米で承認された。大塚はエスペリオンに契約一時金6000万ドル(約64億円)を支払うほか、開発・販売マイルストンや売上高に応じたロイヤリティを支払う。

 

積水メディカルとEAファーマ、炎症性腸疾患の診断薬を共同販促

積水メディカルとEAファーマは4月20日、炎症性腸疾患の活動期の判定を補助する体外診断用医薬品「ナノピアLRG」の共同プロモーションを6月1日から始めると発表した。同製品は、血清中のロイシンリッチα2グリコプロテイン(LRG)を測定するもので、汎用生化学自動分析装置を使って約10分で検査できる。潰瘍性大腸炎やクローン病の病態を迅速に把握でき、早期の治療判断に役立つと期待される。

 

新日本科学、アンジェスと阪大の新型コロナワクチン開発に参画

新日本科学は4月21日、アンジェスと大阪大が進める新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンの開発に、医薬品開発支援機関として参画すると発表した。非臨床試験での安全性の検証などでアンジェス・阪大と協働し、臨床試験への早期進展を支援する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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