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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年3月17日)

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塩野義 新型コロナ検査キット販売へ協議

塩野義製薬は3月17日、新型コロナウイルスの検査キットの日本での販売を目指し、臨床検査サービスを展開するマイクロブラッドサイエンス(MBS)と業務提携に向けた協議を始めたと発表した。両社が販売を目指しているのは、中国のVazyme Biotechが開発した抗体検査キット。MBSはVazymeからこのキットを輸入しており、販売などについて協議を進める。キットは血液1滴で抗体を測定でき、10分で結果が得られるという。PCR検査前のスクリーニング検査としての使用などが想定される。

 

杏林、新型コロナ迅速検出機器査の開発を受託

キョーリン製薬ホールディングスは3月17日、昨年11月に研究用機器として発売した卓上PCR装置「GeneSoC」について、新型コロナウイルス検出機器としての開発を日本医療研究開発機構(AMED)から受託したと発表した。GeneSoCは産業技術総合研究所の技術を使って開発された機器。前処理を除いて15分程度で検体中のターゲット遺伝子を同定できる。政府は、検査精度の確認などを行った上で、3月中に医療機関などで利用できるようにすることを目指している。

 

リボミック 加齢黄斑変性治療用アプタマーを韓国企業に導出

リボミックは3月17日、加齢黄斑変性を対象に開発中のアプタマー核酸医薬「RBM-007」について、韓国・東南アジアでの独占的開発・販売権を韓国AJU薬品に供与するライセンス契約を結んだと発表した。契約に基づき、リボミックはAJU薬品から契約一時金100万ドル(約1億500万円)を受領。今後、開発マイルストンとして最大500万ドルを受け取るほか、発売後にはロイヤリティを含めた価格で製品を供給する。同薬は抗FGF2アプタマーで、米国で臨床第2相(P2)試験を行っている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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