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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年1月29日)

更新日

 

武田 カボザンチニブ、肝細胞がんへの適応拡大を申請

武田薬品工業は1月29日、マルチキナーゼ阻害薬カボザンチニブリンゴ酸塩について、「がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞がん」への適応拡大を申請したと発表した。同薬は米エクセリシスからの導入品。日本では昨年4月、腎細胞がんの適応で申請している。

 

エーザイ 血液でがん遺伝子パネル検査、米社と共同研究開発

エーザイは1月29日、米パーソナル・ゲノム・ダイアグノスティクスとがん遺伝子パネル検査の共同研究開発契約を結んだと発表した。血液サンプルを使ったリキッド・バイオプシーによって500以上のがん関連遺伝子変異を網羅的に解析できる検査キットを創出し、創薬に活用する。

 

ユーシービー「ビムパット点滴静注」半量製剤が承認

ユーシービージャパンは1月28日、抗てんかん薬「ビムパット点滴静注」(一般名・ラコサミド)について、従来からある200mg製剤の半量となる100mg製剤が承認されたと発表した。ビムパット点滴静注は、一時的に経口投与ができない患者に対する経口剤の代替療法として承認。経口剤を最低維持用量(200mg/1日)で服用している患者が経口投与できなくなった場合には、点滴静注で1回100mgを1日2回投与することになっており、100mg製剤はこうしたケースでも1回で使い切ることができるようになる。

 

決算

米ファイザー(2019年12月期、1月28日発表)

売上高517億5000万ドル(約5兆6408億円、前期比4%減)。乳がん治療薬「イブランス」(49億6100万ドル、20%増)や関節リウマチ治療薬「ゼルヤンツ」(22億4200万ドル、26%増)などが牽引した新薬部門は増収だったが、特許切れ薬を扱うアップジョン部門や、事業を英グラクソ・スミスクラインとの合弁会社に切り離したコンシューマーヘルスケア部門は減収。アップジョン部門では、後発医薬品参入の影響を受けた疼痛治療薬「リリカ」が33%減と落ち込んだ。20年12月期は売上高485~505億ドルと減収を見込む。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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