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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年12月19日)

更新日

 

アステラス、エンホルツマブ ベドチンが米国で承認

アステラス製薬は12月19日、抗ネクチン-4抗体薬物複合体(ADC)エンホルツマブ ベドチンが局所進行性・転移性尿路上皮がんを対象に米国で承認されたと発表した。製品名は「PADCEV」。白金製剤や免疫チェックポイント阻害薬(抗PD-1/PD-L1抗体)による治療歴のある患者を対象とした治療薬は米国初という。同薬は米シアトルジェネティクスと共同開発しており、日本では臨床第3相(P3)試験を行っている。

 

第一三共「アバスチン」バイオシミラーを発売

第一三共は12月19日、抗がん剤「アバスチン」のバイオシミラー「ベバシズマブBS『第一三共』」を発売したと発表した。先行品は▽結腸・直腸がん▽非小細胞肺がん▽卵巣がん▽子宮頸がん▽乳がん▽悪性神経膠腫――の適応を持つが、バイオシミラーは結腸・直腸がんのみが対象。製造は導入元の米アムジェンが担当し、第一三共が流通と販売を行う。アバスチンのバイオシミラーは今月9日に発売されたファイザーの製品に続いて2剤目。

 

インテージヘルスケアなど、武田とAI創薬プラットフォームの検証プログラムを開始

インテージヘルスケアとアフィニティサイエンス、理論創薬研究所は12月19日、3社共同で展開しているAI創薬プラットフォーム「Deep-Quartet」を使い、武田薬品工業と検証プロジェクトを行うと発表した。同システムは、深層強化学習などのAI(人工知能)技術と既存のソフトウェア・スクリーニングシステムを連携させたもので、これに武田の有機合成化学者の知見を組み合わせて創薬への活用を目指す。

 

サノフィ日本法人、新社長に岩屋スペシャルティケア事業部長

サノフィは12月19日、岩屋孝彦執行役員(52)が来年1月1日付で代表取締役社長に就任すると発表した。岩屋氏は現在、スペシャルティケア部門事業部長を努めており、社長就任後も同職を兼務。現社長のジャック・ナトン氏はフランス本社に異動する。岩屋氏は1990年に旧厚生省に入省し、2004年にジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人に入社。ヤンセンファーマの免疫・慢性疼痛・感染症事業本部長などを経て、今年9月にサノフィ日本法人に入社した。

 

富士製薬、岩井社長が代表取締役に就任

富士製薬工業は12月19日、岩井孝之社長(55)が同日の株主総会と取締役会を経て代表取締役に就任したと発表した。岩井氏は今年10月に社長に就任しており、研究開発本部長も兼務している。岩井氏の就任で同社の代表取締役は今井博文会長との2人体制になった。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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