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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年7月16日)

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武田 CiRAと共同開発のiPS由来CAR-Tを承継、臨床試験開始へ

武田薬品工業は7月16日、京都大iPS細胞研究所(CiRA)と共同で創製したiPS細胞由来のCAR-T細胞療法(iCART)について、研究成果を両者の共同研究プログラム「T-CiRA」から武田に承継したと発表した。武田はiCARTに関する全世界での開発・商業化権を持ち、2021年のファースト・イン・ヒューマン試験の開始を目指す。iCARTは、CiRAのiPS細胞ストックをもとにクローン化したiPS細胞を使用。CD19を標的とするiCARTは、非臨床試験で強い抗腫瘍効果が確認されているという。

 

そーせい、米ジェネンテックとGPCRに作用する新薬の開発で提携

そーせいグループは7月16日、スイス・ロシュグループの米ジェネンテックと、Gタンパク質共役受容体(GPCR)に作用する新薬の開発で提携を結んだと発表した。

提携では、ジェネンテックが選んだ複数のGPCRターゲットに対し、そーせいG独自のGPCR構造ベース創薬技術を使って共同研究を実施。ジェネンテックは、共同研究で得られた化合物のグローバルでの独占的権利を獲得する。そーせいGは、契約一時金と初期マイルストンとして計2600万ドル(約28億2200万円)を受領。総額10億ドル(約1085億円)を超えるマイルストンや販売ロイヤルティを受け取る権利も持つ。

 

塩野義、ドルテグラビル配合の抗HIV薬「Dovato」が欧州で承認

塩野義製薬は7月16日、資本参加している英ヴィーヴヘルスケアが欧州で抗HIV薬「Dovato」の承認を取得したと発表した。同薬は塩野義と英グラクソ・スミスクラインが共同創製したインテグラーゼ阻害薬ドルテグラビルと、逆転写酵素阻害薬ラミブジンの2剤配合錠。今年4月に米国でも承認されている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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