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メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは、動脈硬化性疾患・脳血管疾患・虚血性心疾患(心臓病や脳卒中など)や生活習慣病を引き起こしやすい特徴・疾患を複数持ち合わせた状態の総称。代謝症候群、メタボともいわれる。かつてはシンドロームX、死の四十奏、インスリン抵抗性症候群、マルチプルリスクファクター症候群ともいわれていた。

上記疾患発症の危険性(危険因子)をどれだけ抱えているか、患者と医師が早期から把握するための試みとして、メタボリックシンドロームの診断は始められた。
メタボリックシンドロームに該当する、もしくは予備軍であると診断された患者は、特定保健指導を受けることが義務付けられる。
現在患者数は増加しており、中高年男性の2人に1人、女性は5人に1人がメタボリックシンドロームまたは予備軍に認定されるといわれている。

■診断基準
WHO、アメリカ、日本のそれぞれが、異なる診断基準を掲げている。日本では以下の条件を備えた患者が「メタボリックシンドローム」と診断される。

・腹囲が基準値以上(男性は85cm以上、女性は90cm以上)である
・高脂血症、高血糖、高血圧のうち2つ以上の疾患にあてはまる

■予防・改善法
メタボリックシンドロームの患者は、痛みなどの自覚症状を抱えることが少ない。そのため、改善のゴールは「症状の緩和」でなく「動脈硬化の発生・進展を防止すること」に設定される。
具体的には「運動療法(適度な運動)」「食事療法」を中心に、生活習慣の改善に向けたプログラムが組まれることが多い。しかし、こうした療法による改善が難しい危険因子(重度の高血圧など)を抱えた患者に対しては、降圧薬や抗血小板剤などを投与する薬物療法もあわせて行う。

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