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糖尿病予備群

糖尿病予備群とは、糖尿病と診断できないが、空腹時の血糖値が正常値と異常値(糖尿病と判断される値)の境目にある状態を指す。
境界型糖尿病、糖尿病予備軍とも呼ばれ、WHO(世界保健機関)および海外では主に「耐糖能異常(Impaired glucose tolerance:IGT)」と呼ばれている。

体内のすい臓で産生されるホルモンの一つである。インスリンの分泌量や機能が低下している場合に、糖尿病予備群とされることが多い。

■特徴
糖尿病予備群は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪が過剰に蓄積している状態)に該当する場合に多くみられる。
糖尿病には、インスリンを産生する細胞の異常によってインスリンが分泌されない1型糖尿病と、糖尿病になる遺伝的要素を持ち肥満や運動不足などを機に発病する2型糖尿病があるが、後者の2型糖尿病の前段階が糖尿病予備群とされる。

■状態
インスリンは血中のブドウ糖を、肝臓をはじめとした各組織に取り込ませてエネルギーとして利用することで血糖値を下げる作用がある。
このため糖尿病予備群と判断された場合、個人差はあるが、血中のブドウ糖が上昇することによって血管内の膜にブドウ糖が付着し、血管さらには神経に炎症など障害を起こしている可能性がある。

また、この状態が持続すると、糖尿病だけでなく動脈硬化性合併症(心筋梗塞や脳卒中など)のリスクが高まる。
とくにメタボリックシンドロームを伴っている場合は、このリスクがさらに高まり進行も早くなる傾向にある。

■改善策
・専門家の指導を受けたうえで、食事療法や運動療法を取り入れる。
・精神的なストレスや疲れをためないようにする。
・睡眠時間を十分にとるなど日常生活を見直す。

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