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国立がん研究センター、胆道がんの分子標的薬の開発を目指す臨床研究を開始

[ 2014年06月12日(木) ]

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胆道がんの分子標的薬の開発を目指す
国立がん研究センターは、2014年6月6日、胆道がんの分子標的薬の開発に向け、国内初となる多施設共同の臨床研究を開始したと発表した。

胆道がんは予後不良の難治がんで、国内の年間罹患者数は2万人、死亡者数は1.8万人にのぼる。発症頻度が低いために大規模な臨床研究が困難で、適応となる抗がん剤も6剤のみにとどまる。根本的に治療するには外科手術しかなく、いまだ有効な薬物治療は存在しない。

ターゲットは融合遺伝子
がん細胞では相互転座や逆位、挿入などの染色体異常が起こり、その結果、複数の遺伝子が連結され、新たな遺伝子として融合遺伝子が生じる。この融合遺伝子のなかにはがんの発生原因とされるものもあり、詳細に検討することで発がんのメカニズム解明や治療開発につながると考えられている。

今回の臨床研究は、同センター研究所の柴田龍弘氏らによる、胆道がんの治療標的となる新たな融合遺伝子FGFR2の発見に基づくもの。FGFR2融合遺伝子陽性胆道がんの特徴を明らかにし、阻害剤を投与できる治験の実現を目指す。すでに2014年3月から中央病院および東病院で第I相試験を実施しており、今後、全国の施設でも開始を予定している。


▼外部リンク

胆道がんで国内初 分子標的薬開発に向けた臨床研究開始(国立がん研究センター)
http://www.ncc.go.jp/jp/information/
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