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ワクチンギャップ

ワクチンギャップとは、日本国内で流通しているワクチンが、諸外国と比べて少ないという状況を指す言葉。

海外では既に導入されているにも関わらず、厚生労働省が副反応(副作用)を問題視するために国内では承認が下りず、無料で接種できる定期接種に組み込まれていないワクチンが数多く存在する。
主な例は水痘ワクチン、おたふく風邪ワクチン、B型肝炎ワクチンなど。2013年4月から定期接種に組み込まれた小児用肺炎球菌ワクチンなども、欧米で定期接種化されてから約10~20年ほど遅れて承認された。
厚生労働省はこのワクチンギャップを課題ととらえており、近年中に上記ワクチンの定期接種化に向けて法令・制度などを改善予定である。

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